個人的には国家は3つの方向に変化すると読んでいます.(中略)2つ目はグローバル巨大IT企業が,新たなテクノロジーを活用して実質的には国家のような役割を担い始める未来です.本書の趣旨は,
資本主義経済が,価値主義に移行する可能性が高い.
という点ですが,上記の引用がとても気になりました.
過去記事:読書を通じて未来を妄想してみた
現在,AIの利用が促進される環境にあり,「人間の仕事がどんどん減る」未来がすぐそこまできているように感じます.
ベーシック・インカムに関する議論を聞く機会も増えました.
将来,働かない人達(働きたくない,もしくは生産性が低いため,働かない方が良いと判断された人達)には,国が最低限の保障(お金と社会保障)を提供するようになるのかもしれません.
ベーシック・インカムは,国が提供するかもしれませんし,巨大IT企業が提供するのかもしれません.
完全に妄想の世界ですが
googleビレッジ入居募集
条件
・住居を無償提供(国が支給するベーシック・インカムで生活必需品を購入)
・googleインターネット,google電気などのインフラも完備
そのかわり,個人情報(テキストデータのみならず行動パターン,バイタルサインなども含まれる)は,全てgoogleに無償提供
・google hospitalのサービスも無料
そのかわり,検査データ(遺伝子情報含めて)は全てgoogleが管理.
組織(血液,唾液,etc)は,googleが自由に利用可能.
ランダム化試験などの治験にも無条件で参加が義務付けられる.
といった,個人情報を全て提供するかわりに,生活に必要なインフラを巨大IT企業が提供するというのも,ありえるのかな?と感じる今日このごろです.
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