2017年12月16日土曜日

政府は,勤務医の財布を狙い撃ち!

「生きることなんてどうでもいい、ただただエコーが吸いたかった」
還暦目前にホームレスになった男

武内は中学校を卒業してすぐに土木関係の企業に就職し、何度か会社を移ったものの土木業一筋で40年以上働いてきた。「体だけは丈夫だった」と話しているので肉体労働も苦にはならなかったようだ。
そんな武内の生活は勤めていた会社が潰れてから一変した。本人の証言によると「会社が急になくなった」らしい。 武内はこの時、豊島区にある親方の家に住まわせてもらっていたが、その親方も姿を消した。こうして住む家と仕事を同時に失った武内だったが、まだ状況をどこか楽観視していた。自分は土木なら40年以上の経験がある。再就職先は貯金があるうちにすぐ見つかる。そう思っていた。 
しかし、いくら経験があっても50歳を過ぎた武内を雇ってくれる会社は見つからなかった。ずっと土木一筋で歩んできた武内だったが、もう土木業界に彼の居場所はなかった。かといって今さら他の職種の仕事を覚えることなんて出来るわけがない。 仕事は見つからないまま日に日に貯金額は減っていき、やがて新しく借りたアパートの家賃も払えなくなった武内は60歳を目前にしてホームレスに転落した。 

日々たくさんのニュースを目にします.
このニュースも,無数にあるニュースの一つ.
でも,私には,なぜか,この話が他人事のようには思えませんでした.

私は,現在勤務医ですが,武内の人生が,「他人事」とはまったく思えないからです.むしろ,勤務医一筋で頑張り続けて,定年をむかえた医者の話としたら...と想像すると,背筋が凍るような感覚を覚えました.

収入を得るための手段として,”労働力”に100%依存している点は,武内も多くの勤務医もまったく同じ.

定年までに十分な貯蓄ができればよいのですが,勤務医(高額所得のサラリーマン)&専業主婦に対して,政府はかなり厳しい政策を準備しています.しかも,エグいくらいに,複数の政策で.まさに,勤務医を狙い撃ち

所得税,社会保障負担の増税
高額所得者に対する配偶者控除の廃止(2018年から夫の給与年収が1220万円を超えると配偶者控除はゼロに)
給与所得控除見直し(年収800万円超で増税)

上記3つのリンクは,簡単にで良いので,目を通しておくことをオススメします.

これまでも,そしてこれからも.勤務医(サラリーマン)は無慈悲に搾り取られる対象に...





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